哺乳綱

アメリカビーバー

今回注目するのは、カピバラに次いで2番目に大きい齧歯目、アメリカビーバーです!油を体に塗って水をはじいたり、自ら生活環境を作り出したりなど、ユニークな習性を持つ齧歯目です。
そんなアメリカビーバーの生態を見ていきましょー

↑眠るアメリカビーバー。独特の平たい尾!(神戸どうぶつ王国にて撮影)

生態・形態

・北米の河や湖沼などの水辺にて、家族単位の群れで生活している。また、縄張りを持ち、臭い付けをすることで縄張りを主張する。
齧歯目の中ではカピバラの次に大きなる種。
・鉄分が多く含まれオレンジ色をしている前歯と、鱗状の皮膚に覆われた大きな尾が特徴。歯は、直径15cmの樹の枝を焼く10分で切断することができる程に丈夫である。尾は地面に叩きつけることで敵を威嚇したり、熱交換機の役目を果たしたり、泳ぐときの舵取りに使ったりする。
・体毛は水をはじく性質を持ち、耳と鼻には弁をもつ。また、後足には水かきがついているなど、水中に適応した体を持つ。また、通常は1,2分の潜行時間だが、15分の潜水していた例も確認されている。
・直腸/排尿/生殖を兼ねる総排出腔と呼ばれる器官を持つ。齧歯目の中でこの期間を持つのはアメリカビーバーのみである。
・足元に油を出す器官を持ち、この油を前足で体に塗り付けることで毛の撥水性を高めている。
・樹の枝で川を堰き止め、ダムを造り、ダムの中央にロッジと呼ばれるドーム状の巣を作る習性を持つ。ダムを設けることで常にロッジの周りを水で満たし、かつ巣の入り口は水中に設けられていることで、外敵の侵入を防いでいる。
・夜行性

食性

・樹の枝や皮、葉などを食べる。

繁殖

・繁殖期は冬で、約3ヶ月の妊娠期間を経て1度に3頭前後の子を産む。

その他

・ヒト以外で唯一、生活の為に周囲環境を作り替える動物と言われている。
・柔らかい毛皮を求めて乱獲が進み、19世紀には是滅寸前に追い込まれたが、その後の保全活動により現在は絶滅危惧種ではなくなっている。
・カナダの国獣に指定されている。
・天敵はオオカミ、コヨーテ、クズリ、ヒガマなど
・寿命:野生で10~15年、飼育下では20~25年
学名Castor canadensis kuhl
英名:American Beaver
・生息地:北米
絶滅の度合い:低懸念

参考

・アメリカビーバー. 高知県立のいち動物公園. http://www.noichizoo.or.jp/park/animal_intro01_americanbeaver.html, (2020/12/31)
・ネズミ目ビーバー科アメリカビーバー. ハイブリッド・レジャーランド東武動物公園. http://www.tobuzoo.com/zoo/list/details/397/, (2020/12/31)
・アメリカビーバー. 釧路市動物園. https://www.city.kushiro.lg.jp/zoo/shoukai/0007.html, (2020/12/31)
・アメリカビーバー. 札幌市円山動物園. https://www.city.sapporo.jp/zoo/b_f/b_06/db192.html, (2020/12/31)
・アメリカビーバー. NIFREL. https://www.nifrel.jp/area/zukan/13513.html, (2020/12/31)

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