哺乳綱

アミメキリン

今回注目するのは、世界一の背の高さを誇るキリンの亜種、アミメキリンです!
多くの動物園で会うことができますが、あまり知られていないユニークな舌を持っています。
そんなキリンの生態を見ていきましょー

↑変顔を披露するアミメキリン。下顎がいい感じ!(姫路セントラルパークにて撮影)

生態・形態

・世界一背が高い動物で、雄は5~6m、雌は4.5~5mに達する。餌の少ないサバンナで生き残るために、他の動物が届かない高い樹の葉を食べられるように進化したと考えられている。
・体重は0.6~1.9tに達する、でかいだけあって重い…
・ながーい首の先にある脳まで血を巡らせるため、強力な心臓、太い血管を備えている。
・哺乳類の首の骨は、一部の例外(ナマケモノなど)を除いて7個で構成されている。首の長いアミメキリンもこの例にもれず、首の骨は7個だが、1つ1つの大きさが他の動物よりも大きい。
・雄雌ともに、「オシコーン」と呼ばれる角を有している。あれ角だったんだ…
・足の速さは最高で55km/hに達するが、ライオン(80km/h)にはかなわず、その群れには組み伏せられてしまう。とはいえ55km/h…想像以上に早いんですね~
・キリンには9種の亜種がいるといわれており、その違いは体の模様に表れる。アミメキリンはその名の通り、体の模様が網目模様になっている。
・尾の先にあるふさふさの毛は、ハエを追い払うのに役立つ。
・10~20頭の群れで暮らしているが、編成は流動的。
・通常は立ったまま休息・睡眠をとるが、安全が確保されている状況の場合、座って休むこともある。動物園は安全なのに座ってるところ見たことない…
・また、深い睡眠時は首を丸めて体に乗せる。これも見たことない…
・鳴き声は牛に似た「モー」という声だが、滅多に鳴くことはないという。はい、確かに聞いたことないです。聞いてみたい…
反芻動物である。

↑子どもアミメキリンの顔のアップ。かわいいですね~あと口周りがカエルのようにも見える…(姫路セントラルパークにて撮影)

食性

・ほかの草食動物が届かない背の高い樹木の葉が主食である。
・柔軟な上唇と、長く頑丈で自由に動かせる舌を使い、葉をむしり取る。舌の長さは約45cm。餌やりをしたことがあるが、確かにあの舌はすごい!間近で見たことがない方は、是非餌やり体験を。

↑餌やり体験の様子。舌の先っちょがクルッとなってるのが分かりますでしょうか?ニュルっと伸びてきて、しっかり餌を掴むんです!器用な舌ですね~(アドベンチャーワールドにて撮影)

・反芻動物であり、夜明けと日暮れ時に採食を行い、昼間は反芻している。
・葉から水分を得られるため、水を飲まなくても生きられる。これにより、乾季になっても移住をしない。水をのまなくていいってすごいな…
・低い位置の葉を食べるときや、水を飲むときは、しゃがむのではなく、前足を大きく左右に広げ、立ったままで摂取する。すぐに逃げられるようにかな?なんとなくそういう姿は見たことある気がするけど、写真に収めたい…

繁殖

・約15ヶ月の妊娠期間を経て、1度に1頭の子供を産む。
・生まれたばかりの子供でも、その身長は1.5~1.8mに及ぶ。また生まれて約20分後には自力で立ち上がり、母親の乳を飲み始める。
・子供が襲われたときは、蹴りで応戦する。この蹴りでライオンを殺すこともある。どんな蹴りか見てみたい…

↑アミメキリンの子ども。笑ってるのかな?かわいい~(姫路セントラルパークにて撮影)

その他

・雄は背の高さで優劣が決まるが、若いオスはネッキングと呼ばれる首をぶつけ合う行為で優劣を争うこともある。これも見ていたいなー…意外に知らないことが多いな、キリン…
・寿命:野生では平均6年、飼育下では約25年
学名Giraffa camelopardalis reticulata
英名:Reticulated Giraffe
・生息地:アフリカ大陸の諸国
絶滅の度合い:危機

参考

・小菅正夫. 驚くべき野生動物生態図鑑 WILDLIFE OF THE WORLD. 黒輪篤嗣訳. 日本書院,  2017, 400p
・アミメキリン. 釧路市動物園. https://www.city.kushiro.lg.jp/zoo/shoukai/zoo00001.html, (2020/12/31)
・キリン. Wikipedia. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%83%B3, (2020/8/9)

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