今回注目するのは、最小のカワウソ、コツメカワウソです!
個人的には驚きだったのですが、絶滅危惧種です…
そんなコツメカワウソの生態を見ていきましょー

生態・形態
・カワウソの中では最も小さな種である。
・アジア諸国の沼地、湿地帯、河口付近などにて、10頭前後の群れで暮らしている。
・鋭い犬歯と平たい臼歯を持ち、貝を殻ごと噛み砕き、すりつぶして食べることもできる。見た目に反して結構やるのね…
・四肢には小さな爪がついており、これが名前の由来となっている。
・肢には水かきがついており、水中でも素早く動くことができる。また、泳ぐ際には尾で舵取りを行う。

食性
・魚類、甲殻類、貝類、爬虫類、昆虫などを捕食する。
繁殖
・1度に1~6頭の子どもを産む。
・子育ては雌雄両方によって行われるが親以外の兄弟や群れの仲間が手伝うこともある。また、子育ては雄のほうが熱心なことが多い。

その他
・寿命:約10年
・学名:Aonyx cinerea
・英名:Asian Short-clawed Otter, Asian Small-clawed Otter, Oriental Short-clawed Otter, Oriental Small-clawed Otter, Small-clawed Otter
・生息地:中央、東南アジア
・環境破壊や乱獲(毛皮やペッとしての需要)によりその数は減少傾向である。
・絶滅の度合い:危急

参考
・コツメカワウソのこどもたち 展示開始. 那須どうぶつ王国. https://www.nasu-oukoku.com/news/2020/06/post-544.html, (2020/8/15)
・コツメカワウソ. 福岡市動物園. https://zoo.city.fukuoka.lg.jp/animals/detail/140, (2020/8/15)