哺乳綱

ジャイアントパンダ

今回注目するのは、みんな大好き、ジャイアントパンダです!
日本ではトップクラスの人気を誇るジャイアントパンダですが、意外にもその生態にはいまだ解明されてないことも…そんなジャイアントパンダの生態を見ていきましょー。

↑竹を超美味しそうに食べるジャイアントパンダ。幸せそうだな~(アドベンチャーワールドにて撮影)

生態・形態

・遺伝子解析によりクマの仲間と判明したが、それまでは外観上の違いや草食傾向が強いことなどからクマの仲間ではないとする研究者が多かった。気持ちはわかるなぁ、色的に…
・大きな奥歯と、強力な顎の筋力のおかげで、硬い竹の茎を噛み砕くことができる。仕草はかわいいですが一応クマの仲間ですもんね…噛まれるとやばそう。
・肉食動物の特徴である犬歯と短い消化管を持ちながら、なぜか食べ物の99%がパンダにとっては栄養価の低い竹で占められている。この理由はいまだに解明されていない。だれか解明して…

↑確かに立派な犬歯だ…ゴクリ(アドベンチャーワールドにて撮影)

クマの中では動きが遅かったり、一日に8~12時間という長い睡眠時間が必要だったり、冬眠することができなかったりするのは、肉食動物にとっては消化に時間のかかる竹ばかり食べているからである。
・パンダの毛の中心には空洞があり、保温性が高い。このおかげ氷点下でも活動することができ、冬眠をしない。
・前肢は後肢よりも発達しており、木登りが得意。
・前肢の手首には大きく発達した骨があり、人でいう親指の役割を果たしている。このおかげで、竹を掴んで食べることができる。この骨は「第6の指」と呼ばれているそうです、図鑑に写真が載っていましたが、確かに指そのものでした…
・かつては低地に生息していたが、人によって生息地が分断され、現在は山岳地に追いやられている。
・普段は単独で生活しており、4~6平方キロメートルの行動範囲を持つ。結構広いな。
・パンダが主食とする竹の栄養成分は水溶性のため、消化吸収のためには水が重要となる。このため、野生のパンダは小川や泉の近くに生息している。また、泳ぎも得意である。
・視覚は弱いが、嗅覚と聴覚が発達している。

食性

・起きている間はほぼ1日中竹を食べ続け、多いときは1日で18㎏もの竹を食べる。
・野生のパンダは1日に10kgの竹の葉と40kgのタケノコを食べる。動物園で竹の葉ばっかり食べてるイメージだったけど…値段の問題かな?

↑歩くのが面倒でのけぞりながら竹を取ろうとするジャイアントパンダ。どんだけずぼらやねん…(アドベンチャーワールドにて撮影)

繁殖

・3~5月の繁殖期には、ヤギに似た特殊な鳴き声を発したり、肛門から分泌されるにおい成分を樹木にこすりつけたりして、繁殖相手を探す。繁殖相手が見つかると、2~4日共に暮らし、繁殖を行う。
・パンダの発情期間は1年のうちたったの48時間しかない。みじかっ。・子は一度に1,2頭産まれ。
・生後3か月までの子供はあまり動かないが、生後6か月で木登りができるようになる。この間の子育ては全て母親が

↑竹にかぶりつくジャイアントパンダ。目まで瞑って…よっぽど美味しいのでしょう!(アドベンチャーワールドにて撮影)

その他

・絶滅危惧種であり、現在は中国中央部のわずか6つの森林地区にしか生息していない。その数は1000~2500頭と推測されている。
・日本では単にパンダと呼ばれるジャイアントパンダだが、元々パンダの呼称は現在のレッサーパンダのものだった…あまりにもジャイアントパンダの人気が高まり、パンダといえばジャイアントパンダのことを指すようになったため、元祖パンダは今のレッサー(小さい)パンダという名前に変えられたのだ…クマとの共通祖先から分岐したのは約2000万年前といわれる。2000年じゃなくて2000年なのね…むかーしむかしなんてどころじゃないな…
・生息地:アジア東部
絶滅の度合い:深刻な危機

参考

・小菅正夫. 驚くべき野生動物生態図鑑 WILDLIFE OF THE WORLD. 黒輪篤嗣訳. 日本書院,  2017, 400p
・水谷仁. おどろきの能力のしくみを詳細イラストでふしぎ動物図鑑. 株式会社ニュートンプレイス, 2015, 159p
・向安全. ジャイアントパンダ中国の自然に生きる. 岩谷貴久子訳. 科学出版社東京株式会社, 2015, 165

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