哺乳綱

シロサイ

今回注目するのは、見た目ではなく聞き間違いが名前の由来といわれるシロサイです!
口が横に長いため、現地人がWide Rhino(サイ)と呼んでいたのを、White Rhinoと聞き間違え、これが広まっていったとか…確かに白くない…
そんなシロサイの生態を見ていきましょー。

↑餌を求めるシロサイ。口が開くときに「パカッ」と音がします(アドベンチャーワールドにて撮影)

生態・形態

・ゾウとカバに次いで3番目の大きい陸上哺乳類
・シロサイの角はヒトの爪や髪の毛に似た物質(ケラチンというタンパク質)でできており、これが何層にも積み重なっている。
・角は2本生えており、前側が長い。特に雄でこの特徴は顕著に表れる。後述する縄張り争いで役に立つ!
・角は生きている間は伸び続け、最大161cmになった記録がある。なが!!笑でも生活が大変そう…首めっちゃ凝りそう…
・4肢には3本ずつの指があり、それぞれ蹄がついている。蹄は意外だなー
・聴覚と嗅覚は発達しているが、視覚は良くなく、30m離れると識別できないという説もある。
・泥浴びをする習慣があるが、これは皮膚の乾燥を防ぐ、寄生虫を落とすなどの目的がある。
・時速40~50kmで走ることができる。まじか!見てみたい…
・雌と子供は5,6頭の群れで生活しているが、成熟した雄は単独で生活する(繁殖期以外)。
・雄は縄張りをもち、頻繁に尿でマーキングを行う。他の雄が侵入してくると、叫び声を発し、角を突き合わせる。
・健康な個体の寿命は45~50年ほどといわれる。思ってたより長生き!!

食性

・頭を下げて、地面に生えた草を食べる。この際広い口が役に立ち、効率よく草を食べることができる

↑歩くシロサイ。確かに口が横に長い!(富士サファリパークにて撮影)

繁殖

・年間通して繁殖が可能、普段は温厚なシロサイだが、雌をめぐって雄同士が争うことがある。
・子供は2,3歳まで母親と一緒に生活する。

その他

・口が横に長いシロサイに対し、クロサイは口先がとがっている。先にシロサイの名前が決まり、「片方が白だからもう片方は黒にしよう」というわけでクロサイと名付けられたという説がある…ホンマかいな。
・角はアジアの多くの国で薬の原料として使われてきた。これにより密猟が絶えないとのこと。地域によってはあえて角を切除している保護区もある。
・シロサイにはキタシロサイとミナミシロサイの2種類の亜種がおり、キタシロサイはほぼ絶滅状態。ミナミシロサイは1895年ごろ20頭が残るのみにまで減少したが、その後の手厚い保護で現在は約2万頭にまで回復している。20頭て…ぎりぎりだったんですね…シロサイは動物園でよく見かけますが、彼らはミナミシロサイなんでしょうね~
・サイの漢字「犀」は、姿は牛に似ているが尾に剛毛があるという特徴から造形された字である。
・雄の成獣は、自然界に天敵はいない。唯一の天敵は人間だけ…
・生息地:アフリカ東部および南部
絶滅の度合い:準絶滅危惧

↑餌やり体験中のシロサイ。あまりの近さにちょっと怖かったけど、楽しかったな~(アドベンチャーワールドにて撮影)

参考

・小菅正夫. 驚くべき野生動物生態図鑑 WILDLIFE OF THE WORLD. 黒輪篤嗣訳. 日本書院,  2017, 400p
・サバンナの心優しき巨獣シロサイ, 静岡市立日本平動物園, https://www.nhdzoo.jp/animals/naka.php?animal_uid=144, (2020/6/26)

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