今回注目するのは、食べ物が体の色の素になっているベニイロフラミンゴです!
主食である藻に含まれる色素により、羽毛が赤くなるのだとか。
そんなベニイロフラミンゴの生態を見ていきましょー

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生態・形態
・他のフラミンゴよりも羽の赤色が濃く、これが名前の由来にもなっている。
・休息の際は、片脚で立ったまま寝る。
・塩性のラグーンや干潟、湖などに生息する。
食性
・小魚やエビ、藻類、プランクトンなどを食べる。藻類やプランクトンは、櫛状になった嘴の縁で濾過しながら食べる。藻類にはカロチンなどの色素が多く含まれており、これを採食することで羽毛が赤くなる。体の色にはそんな秘密が!
繁殖
・産卵は土で作られた巣の中で行われる。卵は雌雄交代で温められ、約30日で孵化する。
・雛は親鳥の喉奥から分泌される真っ赤なミルクを摂取し育つ。このミルクはフラミンゴミルクと呼ばれており、雌雄両方が出すことができる。
・子育ては雌雄両方によって行われる。
その他
・寿命は約40年
・生息地:西インド諸島、北中南米、ガラパゴス諸島
・絶滅の度合い:低懸念
参考
・ベニイロフラミンゴ. 長崎バイオパーク. http://www.biopark.co.jp/animals/birds/caribbeanflamingo.html, (2020/8/30)
・ベニイロフラミンゴ. 福岡市動物園. https://zoo.city.fukuoka.lg.jp/animals/detail/53, (2020/8/30)
・ベニイロフラミンゴ. 札幌市円山動物園. https://www.city.sapporo.jp/zoo/b_f/b_16/db333.html, (2020/8/30)
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