今回注目するのは、ウサギの耳のような羽をもつフクロウ、ウサギフクロウです!
可愛らしい顔立ちですが、強力な鉤爪を持っているハンターです…
そんなウサギフクロウの生態を見ていきましょー

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生態・形態
・開けたサバンナや草原に好んで生息する。
・夜行性で、昼間は木の葉や藪の陰で身を休めている。
・繁殖期以外は、最大約12匹の群れで生活している。
・縄張りを持つ留鳥である(1年を通して縄張りを離れない鳥のこと)
・耳のような羽(羽角)が生えており、これがウサギの耳のように見えることからウサギフクロウと名付けられた。
・肢に備わる鉤爪は他のフクロウに比べて長く、強力である。
・胸には黒色の縦縞があり、このことから「タテジマフクロウ」とも呼ばれる。
食性
・主に小型の哺乳類を捕食するが、鳥類や爬虫類、無脊椎動物等も捕食する。
繁殖
・繁殖期には雄が高い鳴き声を上げ、雌にアピールする。雌が鳴き声を返すと、求愛の証としてその雌に獲物をささげる。
・番になった後は、藪の中に巣を作り、1度に3個前後の卵を産む。
・卵は約1ヶ月で孵化し、雛の世話は雌雄両方で行われる。
その他
・寿命:情報収集中
・学名:Asio clamator
・英名:Striped Owl
・生息地:中米
・絶滅の度合い:低懸念
参考
マイク・アンウィン. 世界で一番美しいフクロウの図鑑. 五十嵐友子訳. 初版. 株式会社エクスナレッジ. 287p
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