シロクジャクの記事を書く際に「白変種」のことを知ったので、似て非なる性質を表す「アルビノ」と共にご紹介したいと思います!
アルビノとは?
体の色のモトである色素、通常この色素は皮膚細胞内で生成されますが、この生成が生まれつきの不具合によりうまくいかず、色素が生成できない症状を持つ個体が稀にいます。この個体を「アルビノ」といいます。
アルビノは生まれつき色素がうまく生成できないため、体は全体的に白っぽくなり、その瞳は血管が透けて見えることで、遠目には赤い瞳をしているように見えます。
また、アルビノの症状は「先天性白皮症」「先天性色素欠乏症」などと呼ばれたりもします。
アルビノ動物の中には、特別な呼び名をつけられているのものもいます。
- シロウサギ(アナウサギのアルビノ)
- ウーパールーパー(メキシコサラマンダーの幼態成熟のアルビノ)
- シロヘビ(アオダイショウのアルビノ)
白変種とは?
色素の合成は正常に行えるが、後天的な原因により色素が減少してしまう症状を持つ個体が稀にいます。この個体を「白変種」といいます。
白変種は色素が減少してしまうため、体は全体的に白っぽくなります。
白変種動物の中には、特別な呼び名をつけられているのものもいます。
アルビノと白変種の違い
違いをまとめると以下のようになります。

当記事は以上になります、ご参考になれば幸いです!
参考
・Q3 先天性白斑・白皮斑とは?. 公益社団法人日本皮膚科学会. https://www.dermatol.or.jp/qa/qa20/s2_q03.html, (2020/11/4)
・アルビノ. Wikipedia. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%93%E3%83%8E
・白変種. Wikipedia.https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E5%A4%89%E7%A8%AE