どうぶつ知識

特定外来生物

皆さんは「特定外来生物」という言葉をご存知でしょうか?
私は「聞いたことはあるけど…外国から連れてこられた害のある生物のこと?」くらいの曖昧な認識しかなかったので、調べてみました!

特定外来生物とは?

下記3つの条件をすべて満たす生物が、特定外来生物です。
特定外来生物の指定は、環境省によって行われます。

  • 元々日本には生息しておらず、海外から人為的に流入した生物であること
  • 生態系や人体、農林水産業に対して、被害をもたらすorもたらす可能性のある生物
  • 生てきている生物(=死体は含まれない)

例えばどんな動物が特定外来生物に指定されているの?

有名どころではウシガエルやアライグマなどが特定外来生物に指定されています。
因みに平成30年時点では、魚類26種類、哺乳類25種類、爬虫類21種類、昆虫類21種類、植物16種類、両生類15種類、鳥類7種類、クモ/サソリ類7種類、甲殻類5種類、軟体動物等5種類が指定されています。

特定外来生物の問題点

大きく分けると3つに大別できます。

  • 生態系の害
  • 人体への害
  • 農林水産業への害

生態系への害は、例えば在来種の減少(食べられたり、餌や住処を奪われたりすることによる)や、遺伝的錯乱(在来種との考察により雑種が生まれる)が挙げられます。
人体への害は、単純に噛まれたり刺されたりして怪我を負うことです。
農林水産業への害は、畑を荒らされたり、飼育/養殖している生物を食べられてしまうことなどが挙げられます。

特定外来生物への対策

特定外来生物による被害を予防するために、「外来生物法」という法律があります。
外来生物法によって、特定外来生物に対しては以下の規制がかけられます。

  • 飼育、栽培、保管、運搬の原則禁止 ※1
  • 輸入の原則禁止
  • 捨てることの原則禁止
  • 許可持たないものへの引き渡しの禁止

※1:研究目的などによる飼育など、特別な場合には許可されることもある。ただし、許可された場合でもあらかじめ取り交わした場所でしか飼育できない。

また、既に被害が出てしまっている場合には、その原因となっている特定外来生物に対して、環境省による防除がおこなわれることがあります。実際に行われた例としては、沖縄県でのマングースの捕獲/処分が挙げられます。

最期に

海外から流入してくる生物に対する評価・対策の仕組みがしっかりあるんですね~勉強になりました!
また、外来生物法を破ると当然罰則を受けることになりますので、生物を海外から持ち帰る際は、事前にしっかり法的問題有無をかくにんしましょう!(ほとんどの方はそういった機会はないと思いますが…)

参考

・外来生物法. 日本の外来種対策. https://www.env.go.jp/nature/intro/1law/index.html, (2020/8/12)
・特定外来生物一覧. 日本の外来種対策. https://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/list.html, (2020/8/12)
・外来種問題を考える. 日本の外来種対策. https://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/index.html, (2020/8/12)
・外来種の防除. 日本の外来種対策https://www.env.go.jp/nature/intro/3control/index.html

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